全事研宮城支部コミュニティ

 コメント一覧 (8)

1. • 1. motton
   • October 15, 2011 21:33
   • 　とりあえず，これがあったら良かったのに！と感じたものを羅列すると，自家発電設備というのは同感です。他には，通信機器，駐車場，網戸，空調設備，自炊設備，教室以外の宿泊場所などでしょうか。
     　こうしてみると，学校は本当に無い物ばかりですね。なぜ避難場所に指定されているのか不思議なくらいです
2. • 2. sasakyuu
   • October 19, 2011 22:48
   • 　個人的に感じたのは，まずバリアフリー化でした。
     　津波の対応で上の階に避難の必要があったり，足が悪く，和式トイレを使えない方が多かったので。
     　避難所と言いながら，受け入れる体制が無いのはどうしたものかと思います。
3. • 3. motton
   • October 22, 2011 21:53
   • 　そうですね，バリアフリー化も必要ですよね！
     　それから，トイレといえば，学校を収容避難場所と考えると，数が足らないという現状もありますよね？　一時避難場所，広域避難場所，収容避難場所を，十把一絡げに「避難所」と言ってしまうので，それぞれの避難場所としてふさわしい機能が明確になっていないのかもしれません。
     　文部科学省から学校施設の整備について提言が出されていますが，いろいろな機能を充実させれば，真に避難所としての役割を果たせるようになるし，また，通常の学校としての機能も向上して，子どもたちの学校生活が充実しそうな気がしますね
     　校舎の新築や再建については，このような提言を採り入れることが必要だと思いますが，我々のように，学校で働いている者の意見も，ぜひ聞いて欲しいものです。
4. • 4. motton
   • October 29, 2011 21:48
   • 　1番のコメントに対して，知人から「学校には校庭があって駐車場には困らないのでは？」という質問があったので，コメントを入れておきます。
     
     　校庭には，地面の下に排水設備（暗渠排水）があって，校庭の水はけが良くなるようにしてあります。暗渠排水は，地面の比較的浅いところに設置してあるため，自動車などの重量物を校庭に入れると，暗渠排水が傷んで，水はけが悪くなるのだそうです。ですから，校庭を駐車場として使用するのは好ましくないのです。
     　それから，学校の駐車場は，たいてい来客用の自動車が数台置けるスペースしか確保されていません。職員駐車場すら無い場合もあります
     　学校は，そのような場所なのですが，東日本大震災の際には自家用車で避難してきた方が意外に多かったため，学校にも広い駐車場があれば良かったのになぁと思ったというわけです
     
     　ついでに言うと，学校が建っている場所は，必ずしも交通の便が良いところではありませんから，職員も来客も自家用車は必須です。運動会や文化祭などの学校行事では，多数の保護者や来賓が自家用車で来校します。校舎建築の際には，ぜひ，広い駐車場の確保をお願いしたいと思います（公民館や図書館などと複合化されれば，解決するかもしれませんけど）。
     　繰り返しになりますが，校舎の新築や再建については，学校で働いている者の意見を，ぜひ，聞いて欲しいものです。
5. • 5. Moonlite
   • November 25, 2011 21:59
   • 　意見というよりは質問になります。
     　学校事務2011年12月号（学事出版）に，ペットの扱いについて宮城の方が書いていたようですが，実際は，どう対応したのでしょうか？
     　いくつかの案は書かれていましたが，どう対応したかまでは書かれていなかったような気がしたので・・・ご存じでしたら教えてください。
6. • 6. sasakyuu
   • November 26, 2011 08:35
   • 　ペットの扱いに対してですが、私が見たなかでは、ペット連れの避難者は別の区画に集まってもらっているところがほとんどでした。階で分けるとか、校舎と体育館に分けるとか。
     　勤務校では、東日本大震災による被害が比較的少なく、衛生上から土足を認めなかったので、ペットは昇降口で管理し、ペット連れの避難者には昇降口付近の部屋を割り当てました。
     　土足・ペットＯＫの区画は、衛生面で大丈夫か気になりましたし、ペットがいるからと、寒い中、一緒に外にいる避難者をそのままにはしておけないし、割り切らなければならないことなのですが悩みました。
7. • 7. mfujita
   • November 26, 2011 20:27
   • 　学校事務誌にペットの件を書いた本人です
     　Moonliteさん，sasakyuuさん，ペットの件についてコメントありがとうございます。
     
     　本校では，近くの動物病院からケージをお借りして，２つの教室をペット専用に割り当てました。つまり，教室内でペットを管理したということです。
     　学校事務誌に本校の対応を書かなかったのは，動物病院が近くにある学校なんて限られていると考えたため，むしろ，各避難所でその場所に合った方法を，あらかじめ考えておいた方が良いと思ったからです。
     
     　学校の避難所機能を強化することについて各方面から提言が出されています。しかしそれらの提言には，ペットの管理への対応や，物品（公共物，生徒の私物）の持ち去りなど，私たちが直面した課題にはふれられていません。このままでは，将来，学校で働く人たちが同じ課題を抱えてしまいます。そうならないために，私たちが直面した課題はこのページに蓄積しておき，自らの手で真実を伝えていく必要があると思うのです。
8. • 8. motton
   • March 12, 2012 18:50
   • 　震災から1年が経ちました。あの時、避難場所になった学校は、今は、どのような整備がされているのでしょう？
     　私の勤務校には、市から備蓄食料が届きましたが、（東日本大震災の時の）避難者数がピークだったときと比べて、その7分の1の食料しか配備されませんでした。いったい、どんな計算をしてこの数量になったのか、全く分かりませんが、また同じ規模の避難者数が来ても全員に行き渡らないので、食料を出せないんじゃないか？という懸念があります。これでは備蓄の意味がありません。
     
     　学校を避難所として機能させるためには、命からがら避難して来た方々を、再び、地震や津波の恐怖に陥れないために、施設を津波浸水区域に建てないこととか、震度７でもダメージを受けない施設にするとか、あるいは停電・断水時のバックアップ機能を強化するということであって、備蓄品や備蓄食料を配備することではないと思います。これを間違えると、また、同じ過ちを繰り返してしまうことになりますから、当事、現場にいた私たちの意見を、きちんと聞いてから、物事を進めてほしいと思いました。